空室対策2
■対策②:入居者の費用負担を減らす
2つめの対策方法としては入居者にかかる費用負担を減らすことがあります。例えばすぐに思いつくところでは家賃を値下げする事や、更新料、敷金、礼金などを値下げもしくは廃止する事です。
家賃や更新料を値下げすることは誰にでも簡単に出来ることですが、値下げイコール収入が減ることにつながるため、出来れば値下げは実行したくないでしょう。ですので、この対策を敬遠されるオーナーが多いの事実ですが、間違いなくすぐに実行できる空室対策であることは間違いありません。
ここで大事になるのは果たして物件の家賃が周辺の物件と比較して適正な価格なのかというところです。同じ広さや間取り、設備、立地条件など類似した物件をリサーチした上で適正な家賃であれば問題ないですが、他よりも高く設定されていた場合、借主は当然ですが他の物件を選ぶことは間違いありません。家賃を下げるのが嫌な場合は初期費用などを下げることでも効果はあると言えます。
■対策③:内見を増やす
以前とことなり借主はインターネットなどで物件の情報を気軽に得ることができました。今では部屋の中をバーチャルな動画や画像を使って内見することも出来るため、オーナーとしては常に新しい情報を掲載しないと借主に見てもらう事ができません。
そこで、掲載情報が古い情報でないか、掲載写真が少なくないか、建物だけでなく周辺の情報をもっと掲載したほうがいいのではないかなど自分が部屋を借りる気持ちになって考えたときに、この掲載情報でいいか考えてみてください。
情報が多ければ多いほど借主はその物件に興味を持ちやすくなり、実際に内見につながるケースも増えます、借主は最終的には必ず内見して決めることがほとんどですので、まずは出来ることを行いましょう。