収益物件の種類(一棟マンション)
先ほど説明したとおり「一棟マンション」「一棟アパート」「戸建て住宅」のメリット・デメリットを紹介していきます。
一棟マンションはまず「新築」「中古」に分類され、新築マンションの場合は一棟アパートや区分マンションに比べてかなりの高額になります。既に所有している土地があり、そこに建築するのであればまだ購入しやすいですが、土地もセットで購入を検討すると高額になるため、利回りが低下します。
◆一棟マンションのメリット
区分マンションと異なり、一棟マンションの場合は物件自体の個数が多くあるので、収益率が高いといわれています。
特に中古の一棟マンションの場合は比較的低価格での購入が可能なため、利回りが良いいのが最大の魅力ではないでしょうか。
またマンションという建物の構造上耐震性も高く、アパートや戸建て物件と比較して災害によるリスクも強いのが特徴です。
さらに鉄筋コンクリートで作られたマンションだと国の定める耐用年数は47年と定められているので、金融機関からの融資の返済期間も長く設定されているのが大きなポイントです。
◆一棟マンションのデメリット
当然ですが一棟マンションを購入するという事は投資金額がかなり必要になるため、資金力があるかどうかが大切になります。
また先にも述べたように土地を所有していればいいですが、土地も合わせて購入となると利回りがかなり低下してしまいます。
また当然ですが融資金額が大きくなるにつれ月々の返済が高額になってしまうため、必然的に利益が減少しがちになります。
中古の一棟マンションを低価格で所有できる事も可能性としては十分考えられますが1981年以前に建築された物件については現在の耐震基準に見合っていないため、リスクがあることを十分に承知してください。