収益物件(中古物件)のメリット
新築物件のメリット・デメリットについてはご紹介したとおりですが、次に中古物件のメリット・デメリットについて紹介したいと思います。
新築物件か中古物件かで不動産投資を悩まれている方は是非参考にしてください。
◆中古物件のメリット
①新築と比較して初期投資がかからない
中古物件は既に完成しているため、新築物件のように土地を探して上物を建ててという工程が必要ありません。
また物件は年数が経過するにつれて物件価格は下がってくるものです。新築物件は価格も高くなかなか手が届かない人でも中古物件の場合は経年劣化などにより物件本体の価格が下がっているので安く購入できます。
②収益を上げるまでの期間が短い
これも新築物件とは異なり既に建物(物件)があるので、購入時に入居者がいればすぐに家賃収入を得ることができますので、投資費用の回収がすぐにできます。
③物件の種類が豊富にある
新築と違い既に世の中にたくさんの中古物件があります。その中から所有者の希望の条件に見合った物件を探すことができ、融資を受けるときも既にある物件に銀行が抵当権を設定できるため、よほどの物件以外は融資を受けやすいといわれています。
④利回りが高い
新築物件とは異なり中古物件は価格が安いため「利回り」が高くなります。ただし、人気のない物件を選ばないようしっかりと見極めることが大切です。
⑤家賃の下落幅が小さい
新築物件の場合は年数が経過するに連れて当初設定していた家賃では入居者の維持が難しくなりますが、中古物件の場合は最初から家賃を高く設定する人も少ないため、ある程度年数が経過しても家賃が大きく下がることは稀です。