賃貸経営の仕組み④
⑤月次の収支確認
賃貸経営を行うにあたって月毎の収支の確認を行う事は必要なことです。
例えば管理会社に管理を依頼している場合は毎月収支報告が送られてきます。
名目としては家賃収入と実際にかかった支出項目が記されており、差し引き金額が指定された日に口座に振り込まれます。
・家賃収入について
あなたが管理しているアパートやマンションなどに入居している人が毎月きちんと家賃を支払っているかを確認します。
もし万が一位置滞納している人がいた場合、保証会社が入っている場合は保証会社から家賃が支払われますが、もし保証会社が入っていない場合は管理会社が入居者に督促をし、家賃を支払ってもらうようはたらきかけます。
・支出について
支出には主に管理費や清掃費、管理設備費、リフォーム費などが該当し、入居者を募集するために出す広告費も該当します
管理費は自分で管理している場合は不要ですが、管理会社に委託している場合は一般的には家賃収入の5%前後と言われています。
管理設備費はエレベーターや貯水槽、電球やオートロックなどの物件に関連する費用で、清掃費はゴミ収集や物件によっては清掃員を雇う費用が該当します
⑥確定申告(決算含む)
個人の場合は確定申告、法人の場合は決算の処理が必要になります。
確定申告では1年間の収入や経費から所得を算出し、税金を計算します。
詳しくない場合は税理士にお願いしたほうがいいです。もし万が一間違った申告をしてしまうと追徴課税を課せられる可能性もあります。