収益物件を新築するメリット

収益物件を取得するときに多くの人が悩むのが「新築」か「中古」かどちらがいいのかという事ですよね。
しかしこれはそれぞれ全く別物と考えるほうが正解かもしれません。新築には新築の良さがありますし、中古には中古の良さがあります。
そこでそれぞれのメリットやデメリットを紹介したいと思います。

◆新築物件のメリット

①自由に設計が可能
新築物件の場合は土地さえ確保できれば上物については所有者の自由な設計が可能です。
トレンドを取り入れたものやスタンダードなものなど予算に合わせた設計が出来るのが大きな強みになります。

②融資が長期で出やすい
新築物件の場合は鉄筋、軽量鉄骨造、木造など様々な造であっても最長で35年の返済が可能になります。
これが中古物件の場合だと法定耐用年数の残存期間が定めている金融機関もあるため、長期融資を受けられない可能性が高いです。

③減価償却費の計上が長期間にわたって出来る
新築物件の場合は法定耐用年数分全期が減価償却年数となるため、長期間にわたって計上が可能になります。
これが中古物件の場合だと減価償却年数が短いため、償却後の税金対策が非常に厳しいものとなります。

④約10年程度は大きな修繕・改築が発生しない
新築物件の場合はおおよそですが10年前後は経年劣化などによる大きな不具合や修繕が必要なレベルの補修工事などが発生しません。
また新築物件の場合は「瑕疵担保責任」というものがあり、新築時から10年間は購入時に見つけることができなかった、日常において注意を払っていても発見できなかった不具合などを保証してくる法律があります。

⑤入居者の需要が高い
当然ですが中古物件に比べて新築物件への入居希望者は多いです。
もちろん希望者が多いという事は所有者で審査を厳しくしたりして入居者の質を確保することができます。

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